真山知子(妻)・蜷川実花(長女)・麻美(次女)に看取られた?蜷川幸雄と妻の出会いが感動!

2016年5月12日に肺炎からくる多臓器不全のためこの世を去った「蜷川幸雄」さん。

演出家として「鬼の蜷川」と呼ばれ、出演者を怒鳴り倒し手元にある、あらゆる物を投げつける様な激情型。

ただ、役者に厳しい反面、自身にも非常に厳しく一切の妥協を許さない執念の姿を持っていました。

時折見せる人情味あふれる表情からは、役者を始め周囲のスタッフからの信頼も厚くかったそうです。

そんな「蜷川幸雄」さんには妻と2人の娘がいます。

プロフェッショナルでストイックな「蜷川幸雄」さんは家庭ではどのような顔を見せていたのでしょうか。

気になるところを調べてみました。

妻は真山知子(まやま ともこ)さん

ninagawa2 ninagawa3 

蜷川幸雄さんの奥さんは女優でキルト作家の「真山知子」さんです。

本名は「蜷川 宏子(にながわ ひろこ)」さん

芸名は真山知子ですが、独身時代は「中条 宏美(なかじょうひろみ)」という芸名で活動している時期もありました。

祖父は俳優の「谷崎十郎」さんで、義姪に女優の「蜷川有紀」「蜷川みほ」さんがいます。

芸能一家なんですね。

1959年に東映ニューフェイスに入っており、同期には千葉真一がいます。

1965年に結婚し、1978年に育児のため休業。

1984年から本格的にパッチワークを始め、現在は芸能活動は休止しています。

 

2人の出会いは中々ドラマチックでした。

2人が結婚したのは「蜷川幸雄」さんが31歳で、「真山知子」さんが25歳の時。

当時「劇団青俳」の俳優だった「蜷川幸雄」さんと「劇団青俳」の7期後輩で東映のニューフェースにいた「真山知子」さん。

出会ったきっかけは、テレビの仕事で名古屋に移動する時にたまたま新幹線で隣り合わせに座ることになり話し始めそれ以来親密な関係になったそうです。

その時「蜷川幸雄」さんと話した内容というのが「ベトナム戦争」の話。

ベトナム戦争の状況をとても上手な解説を聞いて、「人間として上等というか、人として上質だな」と感じたそうです。

当時はまだ無名で将来性もなかった「蜷川幸雄」さん。結婚には当然周囲の猛反対がありましたがそれを押し切って結婚したそうです。

「劇団青俳」の中では2人が何カ月で別れるかという賭けが行われたほど。ちなみに一番多かったのは4カ月だそうで、「蜷川幸雄」さんのお母さんでさえ長続きしないと思っていたそうです。

なんだかんだで2016年でちょうど50年。

紆余曲折もありながらも、2人で素晴らしい人生を歩んでこられたのだと思います。

班長

仲の良い2人は理想的だな!

長女は蜷川実花(にながわ みか)さん

ninagawa4

「蜷川実花」さんは言わずと知れた写真家であり映画監督。愛称は「ニナミカ」さん

桐朋女子高等学校、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業を経て写真家として活動開始。

独特の色遣いや独創的な構図などは、父の感性を色濃く受け継いでいるといえます。

初の映画監督作品は2007年2月24日公開の映画「さくらん」。 

2010年にはAKB48「ヘビーローテーション」のPV監督を務めた。

2016年4月から「AERA」(朝日新聞社のニュース週刊誌)の表紙写真を担当。

1997年に1度目の結婚。2004年に2度目の結婚。その後どちらも離婚しているが、2007年10月に妊娠を発表し12月11日に第1子(長男)を出産。

出産当時は離婚はしていたが事実婚状態であり、その後再入籍している。

2015年9月25日に第2子出産。

次女は蜷川麻美(にながわ あさみ)さん

次女の「蜷川麻美」さんは、「蜷川実花」さんの7歳年下で芸能関係の仕事ではなく出版社で編集者として勤務しているそうです。

一般人のため結婚や子供のことについては未公表にされています。

蜷川家家訓10か条がすごい!

最後に「蜷川家の家訓」を紹介します。

1.いつでもどこでも男を捨てられる女であれ

2.経済的にも精神的にも自立せよ

3.出来るだけたくさんの男と付き合え

4.なにしてもいいけど妊娠だけはするな

5.従順なだけの女にはなるな

6.男に騙(だま)されるな、騙せ

7.なにより、かっこいい女になれ

8.自分が正しいと思ったら、なにがなんでも突き進め

9.過激に生きろ

10.妬(ねた)むより妬まれろ。

過激な内容ですが、何か愛情も感じられる胸に響く家訓だと思います。

とてもマネできませんが。

男の子の場合はどうなったんだろ~?

新入り

まとめ

妻として50年、「蜷川幸雄」さんを支え続けた「真山知子」さん。

父と同じ芸術家の道を歩み成功を収めた長女「蜷川実花」さん。

進む道は違えど、一般人として、ただの父親として接することが出来た次女「蜷川麻美」さん。

3人に看取られ「80歳」の人生を終えた「蜷川幸雄」さん。

幸せな人生であったことと思います。

改めてご冥福をお祈りします。

「蜷川幸雄」さんについてはこちらで詳しくまとめています。

 

最新ニュース「とくダネ!の小倉智昭」さんが膀胱がん告白」

小倉智昭さんの後任や入院先などについてまとめています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です