元WBC世界ライトフライ級王者であり、現WBO世界スーパーフライ級王者として2階級を制覇し、世界に轟くボクシング界の”モンスター”「井上尚弥」選手。
持ち味は、抜群の空間把握能力によるディフェンステクニックと相手に突き刺さる多彩なコンビネーション。
現在のプロ戦績は10戦10勝0敗(8KO)という完璧と言える程の圧倒的強さを誇っています。
こんな稀代のボクサー「井上尚弥」にファンが心待ちにしているのはやはり「KOシーン」という事で、過去の試合のKOシーンをまとめてみました。
試合後のコメントや名言なども注目です。
Contents
井上尚弥のプロフィール
名前:井上尚弥(いのうえ なおや)
生年月日:1993年4月10日生まれ
出身地:神奈川県座間市
身長:163cm
所属:大橋ジム
階級:ライトフライ-スーパーフライ級
プロ戦績:9戦9勝(8KO)
タイトル:WBO世界スーパーフライ級王者(元日本ライトフライ級王者、元東洋太平洋ライトフライ級王者、元WBC世界ライトフライ級王者)
「井上尚弥」選手は、右利きのファイター型ボクサーで、多彩なコンビネーションから繰り出される「階級をはるかに超える」と言われるヘビーなパンチ力と、天性の空間把握能力を生かしたパーフェクトなディフェンス力、相手に捕捉させない圧倒的なスピードなど天性の才能を努力で磨き上げた理想的なファイトスタイルのボクサーです。
経歴が圧倒的でデビューから4戦目に日本王者、6戦目で世界王者奪取、そして8戦目には階級を2つ上げたスーパーフライ級に挑戦し2階級制覇を成し遂げ、その後2度の防衛もを果たしています。
順調に見える経歴ですが、2014年12月に行われたナルバエス戦で右拳を痛め治療のため約1年間のブランクを強いられるというアクシデントもありました。
ナルバエス選手に放った最初の一発の当たり所が悪く脱臼しましたが「右が使えない分、左の練習を重点的に出来る」と前向きにとらえ、復帰戦となった2015年12月29日のパレナス戦で2RKO勝利を収め完全復活を証明しました。
2015年12月1日には高校の同級生で7年間付き合っていた彼女と結婚。
将来的に子供は3人欲しいそうです。ボクシングもプライベートも順風満帆ですね。
過去の戦績とKO動画
【1戦目:クリソン・オマヤオ】
2012年12月2日 4R KO勝利
【2戦目:ガオフラチャーン・チューワッタナ】
2013年1月5日 1R KO勝利
【3戦目:佐野友樹】
2013年4月16日 10R TKO勝利
【4戦目:田口良一】
2013年8月25日 10R 判定勝利(日本ライトフライ級王座獲得 )
【5戦目:ヘルソン・マンサノ】
2013年12月6日 5R TKO勝利(東洋太平洋ライトフライ級王座獲得)
【6戦目:アドリアン・エルナンデス】
2014年4月6日 6R TKO勝利(WBC世界ライトフライ級王座獲得)
【7戦目:サマートレック・ゴーキャットジム】
2014年9月5日 11R TKO勝利(初防衛)
【8戦目:オマール・ナルバエス】
2014年12月30日 2R KO勝利(WBO世界スーパフライ級王座獲得)
【9戦目:ワルリト・パレナス】
2015年12月29日 2R KO勝利(初防衛)
【10戦目:ダビド・カルモナ】
2016年5月8日 12R 判定勝利(2度目の防衛)
名言まとめと香川照之の解説がおもしろい!
過去の試合やメディアで話している内容から名言を拾ってみました。
【名言まとめ】
○「井上尚弥」選手のボクシング哲学
「相手に何にもさせずに勝つ」
○ナルバエス戦後のインタビュー
井上「始めの1発で拳が壊れました。これはやばいかなぁと思ったけどもういくしかないと思ってやりきりました。」
井上「今後はどんな挑戦者でも受けて立ちたいと思っています。」
ナルバエス「本当に超ストロングなパンチでした。自分の階級より、重いパンチだった。」
ナルバエス「21歳で私を負かし驚かせたチャンピオンだから大きな未来が待っていると思う。」
○パレナス戦後のインタビュー
井上「相手のパンチは固くて緊張感のある中で戦えたのでよかったです。」
井上「しばらくスーパーフライ級でやるのでどんな挑戦でも受けるし統一戦も海外もやってみたいです。」
パレナス「2回にダウンしたパンチはスピードが速すぎて見えなかった。」
【香川照之の解説がすごい!】
ナルバエス戦の試合の解説をボクシングへの熱意がすごすぎると話題の「香川照之」さんが務めていました。
そこで飛び出した名言(迷言)をまとめてました。
「1000キロの岩を持ち上げたような衝撃です! 」
「地球の地軸がずれるようなパンチ」
「ナルバエスの先祖の墓までぶっ飛ばすようなパンチでしたね」
「あのボディーの音はわすれられませんよ! 世界を切り裂く音がしました!」
「上で3度、下で1度!」
「 ダウンのフルコース!」
「サイドボディが渋かったですね」
班長
新入り
まとめ
日本ボクシング界で現在一番注目を集める選手「井上尚弥」
今後は、日本だけではなくボクシングの本場「ラスベガス」での興業も大いに期待できる器の持ち主です。
スーパーフライ級防衛戦の次は更に階級を上げ制覇を目指すのか?それともラスベガスでのドリームマッチに挑むのか?
「井上尚弥」が選ぶこれからに注目です。
2016年5月8日防衛戦の対戦相手「ダビド・カルモナ」選手の戦績や勝敗予想はこちらです。
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