初夏に近づき日差しが強く感じられてくるこの季節。
いよいよ夏が近づいてきます!
海水浴やプール、登山にバーベキューなど楽しいイベントが目白押しです。
今からウキウキしますね。
こんな時に気を付けないといけないのが「紫外線」
年々強さが増してきている「紫外線」に、人によっては「アレルギー」を発症するそうです。
では、気を付けたい「紫外線アレルギー」と予防法について調べてみました。
「紫外線アレルギー」とは?
【症状】
一般的に「紫外線アレルギー」と言われているものは正式には「光線過敏症」(こうせんかびんしょう)と呼ばれます。
日光や紫外線を浴びることで「皮膚が赤く腫れる」という症状が出て、重度になると「水ぶくれ」が出来てしまいます。
【種類】
「光線過敏症」は大きく3種類に分類されます。
1.日光じんましん
・長時間日光を浴びるとすぐに発症。皮膚にぶつぶつとした「じんましん」が現れる。
・軽度なものは、日陰に入ると2~3時間で治まる。
・統計的に10代~40代の方に多い。
2.多形日光疹(たけいにっこうしん)
・日中に日光を浴びてから数時間後に発症。
・時間がたつにつれ症状が重くなり1週間程度続く。
・統計的に10代~40代の色白の女性に多い。
3.薬剤性光線過敏症(やくざいせいにっこうかびんしょう)
・降圧剤を服用したり湿布薬を貼って紫外線を浴びると発症。
・貼っていたところだけ真っ赤に腫れ、重度になると水ぶくれが出来る。
・薬剤が残る数週間は何度も発症する恐れがある。
・統計的に中高年に多い。
先輩
自衛官は太陽と友達だ!
班長
新入り
そのヘリクツは~!
「湿布(しっぷ)薬」を貼っての外出に注意!
「光線過敏症」の1つである「薬剤性光線過敏症」は特に注意が必要です。
なぜかというとアレルギーの有無には関係なく誰でも発症する恐れがあるからです。
【原因】
強度の運動をした後、「筋肉痛」や「関節痛」の症状が出たときに「湿布」を貼る方は多いと思います。
実は、この「湿布」により皮膚の腫れや水ぶくれを引き起こすことが多いのです。
原因は「湿布」に含まれる
「ケトプロフェン」
「ジクロフェナクナトリウム」
「ピロキシカム」
という3つの痛み止め成分。
特に「ケトプロフェン」の作用が強いです。
「湿布」を貼っている間だけでなく、取ってからも薬剤が皮膚に残っているため発症することがあります。
【対処法】
・「湿布」を貼っている箇所は紫外線に当てない。
・「湿布」を取った後も数週間~数か月間は日焼け止めを塗る。
注意!日焼け止めに含まれる「オキシベンゾン」「オクトクリレン」という成分が、「ケトプロフェン」と反応して逆に症状をひどくすることもあるようなので、成分に注意して購入時に確認してください。
予防法は?
「光線過敏症」の予防法と処置についてまとめます。
【予防法】
・急激に多くの直射日光に当たらない。
・日やけ止めをくまなく塗る。
・日傘をさす。
・身体を少しづつ慣れさせる。
【発症した場合】
・基本は日を浴びない。
・掻いたり擦らない。
・速やかに病院で医師の診察を受ける。
・医師と相談のうえ徐々に慣らす(個人差があり症状が治まらない体質の方もいます。)
まとめ
日差しが強くなると発症する確率が高くなる「光線過敏症」
屋外での活動や薄着になって肌を露出する機会が増えることが原因と言えます。
しっかりとした「日焼け止め」と「直射日光を避ける」ことに注意して夏を楽しみましょう!
ちなみに冬でも発症しますので注意してください。
先輩
班長
新入り
友達に裏切られてる~!
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